先日、札幌で「あわひ」という映画を見てきました。
日本妊活協会主催のイベントでした。
きっと出産に携わる映画なのだろうと想像はしていたのですが、
はじめは正直観るのが怖かったです。
ドキュメンタリー映画ということで、どこまでリアルなのか
分からなかったので。
実際に観てみると、そこまで怖くなかったです。
自宅出産の現場を目の当たりにするのですが、遠位切開もなく、
大量の出血もなく、隠すところはちゃんと隠されていて、
出産間もなくなのに、ママさんが笑顔で元気な表情が印象的な、
あたたかい雰囲気の映画でした。
映画が終わった後、監督の吉島陽子さんがお話をしてくれました。
この映画を作るいきさつ、この映画に出てくる登場人物との縁。
私の文章ではこれっぽっちも伝わらないのですが汗
とにかく、監督の話を聞くと、この映画の深みというかすごさを感じました。
私は正直、監督の話に引き込まれていました。
その中で、
「自分の中に恐れがあってなかなかこの映画を作るのに時間がかかったけど、恐れがあってもいいんだと思って作りました」
というようなことを仰っていたのが心に刺さりました。
日本妊活協会で子宝整体を学んだものの、自分が不妊で悩んでいる人へ対価をもらい、それに見合うものが提供できるのか、ずっと恐れて動けませんでした。
また、子宝整体をやると言うと、他の症状の方が、ここではもうみてくれないんだなと思われる恐れもありました。
ですが、監督の言葉を聞いて、恐れても、カイロプラクターとして困っている人を救いたいという気持ちがあるなら、
ちゃんと伝えようと決めました。
うえまつカイロプラクティックでは、不妊・妊活の方へ、妊娠、出産力を引き上げる子宝整体を行います。
お産の方法もそうですが、現代は、不妊治療もほぼ病院でやられていると思います。
病院が悪いと言いたいわけではなく、私たち治療家が手助けできるということをまず知って頂きたいです。
不妊治療にいつの間にか自分を犠牲にしている方がいらっしゃいますが、
ママとパパになる身体も心も良好な方が授かれるというイメージに変えていきたいと思っています。
一回書き出すとまた長くなるので、今回はその報告でした。
改めて、吉島監督、妊活協会の方々に感謝申し上げます。