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指のケガから眠れなくなった

 

40代男性。昨年の秋頃に、仕事中に指をけがしてしまい、それから入眠障害、中途覚醒、摂食障害などが起こった。

 

仕事中も急に倦怠感や無気力感が起こり、仕事に支障がでたため2か月ほど休んでいた。

 

 

 

心療内科にて自律神経の問題と言われ、睡眠薬2種類、精神安定剤を服用中

 

薬で以前よりも眠れるようになり、仕事にも復帰するようになったが、急な倦怠感や無気力感はまだ起こるので、途中で退社したり、休んだりしている

 

 

 

また、今まで全く感じなかった肩こりが発生し、常時重苦しい

 

 

 

ご本人も指のケガからこんな症状がでるとは思ってもいなかったので、かなり困惑しているようでした。

 

 

 

 

ただ、姿勢をみてみるとかなり頭が前に突き出ている上部交差姿勢になっており、後頭部の伸展変位は明らかでした。

 

しかし、自分で姿勢が悪いという認識はあまりないようでした。

 

 

 

施術1回目、2回目はあまり変化は見られなかったのですが、3回目から寝つきがよくなったとのこと。

 

また、今まで習慣だった昼寝ができなかったのができるようになった。

 

 

 

先週5回目の施術でしたが、仕事での倦怠感はややあるものの、無気力感はなくなり、仕事に支障が出ないほどまで回復したという嬉しい報告を受けました。

 

まだ経過観察が必要なのと、予防の重要性をお伝えし、ご理解を頂きました。

 

 

 

ここ最近、自律神経失調症と言われて薬を服用している方が多くなっています。ここまで顕著ではなくても、軽度な失調状態の方がかなりいます。

 

 

 

患者さんとお話をしていても、主訴は腰痛なのに、話をしていくと寝つきがわるい、日中だるい、疲れがとれない、いろいろと心配事が多すぎて不安なんていう会話にしばしばなります。

 

 

 

自律神経はさまざまな働きをもっているので、内科疾患や婦人科疾患などと鑑別することが大切ですが、骨格の歪みから自律神経に悪影響を及ぼしていると考えられます。