【症例報告】60代女性


■ 主なお悩み
・パソコン仕事による猫背
・首、肩、背中のだるさ
・眠りが浅い
・肩こりに伴う頭痛
・喘息による呼吸のつらさ
・足のむくみ
10年前に右乳がんの治療を受け、リンパ節切除・抗がん剤治療の既往がありました。
姿勢を確認すると、頭部が身体よりかなり前方へ移動し、上部胸椎の後弯も強くなっていました。
頭が前方へ出た姿勢が続くと、首や肩、背中の筋肉には大きな負担がかかります。
また、この方は前頚部や胸郭周辺の緊張も強かったため、喘息そのものを治療するのではなく
まずは首・胸郭周辺の緊張や姿勢にアプローチし、「呼吸がしやすい身体の状態」を目指して施術を行いました。
その後、1〜2週間に1回程度のペースで来院。
初回の施術後から肩こり感に軽減がみられ、3回ほど施術を重ねた頃には、
「以前より眠れるようになってきました」
とのお話がありました。
喘息についても「発作の頻度が減ってきた」とのことでしたが
途中で夏風邪をひいたことをきっかけに、一時的に症状が強くなった時期もありました。
その後も体調を確認しながらケアを継続し、7回目には、
「喘息もだいぶ落ち着いてきました」
とのこと。
現在は状態を維持するため、2〜3週間に1回程度のペースで身体のケアを続けています。
そして、特に嬉しかった変化が「頭痛」です。
以前は肩こりがひどくなると頻繁に頭痛が起こり、頭痛薬を飲むことも多かったそうですが、
「最近、頭痛薬を飲まなくなったんです」
と喜んでおられました。
さらに印象的だったのが、日常生活の変化です。
以前はさまざまな身体の不調から、外出すること自体が億劫になっていたそうです。
ところが最近では、遠方までドライブに出かけたり、お孫さんたちと一緒に登山を始めたり。
「今までできなかったことが、いろいろできるようになりました」
と話してくださいました。
身体を整える目的は、単に「肩が軽くなる」「姿勢が良くなる」ことだけではありません。
その先にある、
「行きたいところへ行ける」
「やりたかったことができる」
「家族との時間を楽しめる」
そんな毎日につながっていくことが、何より大切だと感じています。
諦めていたことを、もう一度楽しめるようになったこと。
施術者として、本当に嬉しい症例のひとつです。
※施術による変化や感じ方には個人差があります。喘息などの疾患に対する診断・治療を目的としたものではなく、必要に応じて医療機関での診察・治療を継続していただいています。